◆やる気とはそもそも何なのか?
受験勉強でやる気が出なくて困っている人はたくさんいると思います。
僕も受験生のころは勉強に対してやる気がなくて困ってました。
というかやる気が出ないことを理由に勉強から逃げていたんですけどね…^^;
やる気が出る方法があったらみんな知りたいと思うんですが、
その前に”そもそもやる気とは何なのか?”ということを知っておく必要があります。
この記事ではやる気の正体についてまとめてみます。
◆やる気は脳の中には存在しない
脳科学的に言うと、実はやる気というものは脳の中には存在しません。
どういうことかをちょっと専門的に解説してみますね。
脳の中には大脳基底核というところに「淡蒼球(たんそうきゅう)」という部分があります。
この淡蒼球から信号が出ることで人はやる気を感じることができるのです。
じゃあどうやって淡蒼球を活動させればいいのか?
実は淡蒼球は体を動かすことでしか活動し始めないのです。
◆じっとしていてもやる気はわいてこない
もう一度整理しますと、
・体を動かす
↓
・脳の中にある「淡蒼球」が活発になる
↓
・やる気がわいてくる
ということになります。
つまりやる気というものは待っていても出てくるものじゃなくて、行動して初めてわいてくるものなんです。
それを知らなかった受験生のころの僕は、
「やる気が出てきて初めて行動できるようになるんだ!」
と思っていました。
そして結局、
「やる気が出てきたら勉強しよう」
↓
「結局、何もせず一日が終わった…」
みたいなことを繰り返して自己嫌悪に陥っていました。
でもやる気というものについて知らなかっただけで自分を嫌いになる必要はなかったんです。
やる気というものはいくら待っていても出てきたりしません。
体を動かして、行動して初めてやる気というものは出てくるものなのです。
それを知らないで
「やる気が出てきてから勉強しよう」
と考える人があまりにも多いので注意してくださいね。
◆まとめ
・やる気とは、脳内の淡蒼球というものが活動することで生まれる。
・淡蒼球は体を動かすことでしか活動しない
・つまりやる気を出すためには無理やりにでも体を動かす必要がある。
ということで”そもそもやる気とは何なのか?”について脳科学の視点から説明してみたわけですが、夢のない結論になってしまいましたね。
次は今回のことを踏まえてやる気を出すための方法について書いていきます。