前回の記事
「【受験勉強でやる気が出ない人へ】やる気とはそもそも何か?」
ではやる気というものの正体について書きました。
簡単に復習をすると、
「行動しなければやる気が起きません」
という話でした。
今回は簡単に行動へと移行できる方法についてまとめてみます。
◆1分間でいいから手を動かす
やる気を出すためには体を動かすことは必須ですが、
何も長い時間が必要なわけではありません。
ほんの1分間で十分です。
ほんの1分間で構わないのでとにかく手を動かしてみましょう。
(もちろん1分の間は休憩してはいけませんよ!)
1分間手を動かしてみてまだやる気が感じられなかったら、
本当に休憩してみてもらって構いません。
「えっ!そんな調子で本当に大丈夫なの!?」
と思うかもしれませんが、本当に大丈夫です。
勉強する習慣が身についていない人は絶対に最初から無理してはいけません。
よく向上心が強い人にありがちなのが、最初から無理にたくさん勉強しようとして
挫折し、セルフイメージが下がっていくパターンです。
セルフイメージが下がることははっきり言って勉強しないことよりもたちが悪いです。
必ずできることを少しずつ積み上げていくようにしましょう。
◆簡単で必ずできることをあらかじめ決めておく
やる気が出ないときには何を考えるのも面倒なので
あらかじめ1分間勉強しておく内容を決めておきましょう。
例えば、
・数学の計算問題を1問だけといてみる
・英単語を1つだけつづりを手で書きながら覚える
・漢字を10回書いて覚える
などです(計算問題は少し無理があるかもしれませんが)。
僕のおすすめはA4用紙一枚に覚えておくべき内容を自分でまとめて、
1分間の勉強でそのA4用紙を見るというものです。
化学であれば必要な化学反応式や、
化合物の性質、製造過程などを自分が覚えきれてないな…と思うところをとにかく一枚に詰め込んで持ち運ぶというものです。
こうすることで自分の弱点だけを重点で気に復習できますし、
なによりこのA4の紙を作る際に自分の記憶の整理にもなります。
◆小さな成功体験を積みかさねる
1分間だけ手を動かすなら自分でもできると思いませんか?
1分間だからと言ってバカにしてはいけませんよ。
そうやって少しの努力を馬鹿にしてた僕は結局、丸一日何もせずに自分のダメっぷりに絶望して、どんどん行動できない人間になってました。
一旦この負のスパイラルに入ってしまうと抜け出すのは難しいので、
自分に無理のないハードルを越えていくことによって小さな成功体験を積み重ねていってください。
◆まとめ
やる気を出すためには…
・1分間でいいから手を動かしてみる。やる気が出たらさらに勉強してみる。出なかったら休憩しちゃってOK
・1分間でやる勉強をあらかじめ決めておく。
・絶対に無理をしない。確実に達成できることをやる。小さな成功体験を積みかさねる。
今回の話で一番言いたかったことは絶対にできることから始めて、
徐々にステップアップしていき、
小さな成功体験を積み重ねていくことが長い目で見て成功しやすいということです。
受験勉強で大切なのは「自分もやればできる!」ということを潜在意識のレベルで体に刷り込んでいくことです。
最初から無理な目標を立てて挫折した僕と同じ過ちを繰り返さないように気を付けてください。