◆やる気が出なくて苦しんでいる人には完璧主義が多い
「【受験勉強でやる気が出ない人へ】やる気とはそもそも何か?」
上の記事では、
「やる気を出すにはなんでもいいから簡単なことから行動するべきだ」
ということを解説しました。
しかし、これを聞いても行動できない人がいます。
そういう人に多いのが、
「そんな少しの勉強だけじゃダメだ!自分はもっと勉強するべきなんだ!」
というパターンです。
つまり完璧主義なんですよね。
完璧主義というのは前向きに働く分にはいいことなんですけど、
完璧を求めるあまりに行動できなくなってしまうというデメリットがあります。
◆完璧主義が悪い方向に働いてしまったぼくの例
かくいう僕も完璧主義のために受験勉強がうまくいかないことが多かったです。
しっかり勉強したにも関わらずテストの点数が悪かったときは、
「この科目は自分に向いてないんだ…。」
とか
「もう勉強したって意味ないな…。」
なんて理由をつけて逃げてました。
勉強の計画を立てるときは、勉強の習慣がまだ身についてないのに
「学校から帰ったら毎日3時間勉強しよう!」
なんて無茶な計画を立てたりしてました。
そして案の定、達成できず
「自分はなんて根性のない人間なんだ…」
というふうに自分を卑下してばかり…。
でもこれは自分がダメ人間だからじゃないんですよね。
やり方が間違っていただけなんです。
勉強したのにテストの点数が悪いのは単に勉強方法が間違っていただけ。
勉強の計画を達成できなかったのは計画の立て方が無茶だっただけ。
間違ったやり方だったから失敗しただけなんです。
ただ完璧主義だった当時のぼくは、自分の失敗が認められずに
いくらやっても無駄なことなんだと、自分を無理やり納得させていました。
◆自分に厳しい人は成功しない
日本の教育では
「人にやさしく、自分に厳しく」
ということが美徳とされています。
でも、ぼくはこれは間違っていると思います。
自分に厳しくしていると失敗を許せないあまりに、新しいことに挑戦できなくなります。
当然ですが、新しいことに挑戦しなければ成長することはありえません。
結果的に自分に厳しい人は成長がストップしてしいます。
(そもそも自分の失敗に厳しい人は、他人の失敗に優しくなんてできません。)
受験で成功するためには自分にやさしい人になってください。
自分にやさしいとは具体的に言うと
・無茶な勉強計画を立てない。簡単で確実に続けられるような勉強から始める。
・テストの結果が悪くても気にしない。間違ったところを復習して悪いことはスッパリ忘れる。
などです。
◆まとめ
・受験勉強でやる気が出ない人には完璧主義が多い。
・完璧主義をやめること。失敗に寛容になること。
・自分に厳しくしてはいけない。優しくすること。