「なぜ勉強しなくてはいけないのか?」で悩んだとき知っておくべきこと

 

こんばんは~。ゆうぽんです^^

 

この前メルマガとLINE@限定で
連絡している件ですが、

ありがたいことに多くの方から
参加希望の連絡をいただいております。

 

 

というわけで、少し早い気もしますが、
もう十分に人が集まったので、
一旦ここで参加を締め切ろうかと思います。

 

いまやり取り中の人が済み次第、
次のステップに進もうと思っているので、

メッセージを見てなかったという人は、
いまのうちに言ってきてください。

 

期末テストや文化祭で追われている人も
たくさんいるようなので、
一応念のために連絡しておきますね。

 

 

なるべく多くの人が申し込めるように、
というのは考えているのですが、

実際には、僕のキャパの問題もあり、

次はいつになるのかわからないので、
後悔のないようにお願いします^^

 

あと、参加した人は、
会員サイトにログインできるか
ちゃんと確認しておいてくださいね。

 

…と、同時に、
「はじめに(学習前の準備)」のところの
課題をこなしておいてください。

参加希望の方の足並みが揃い次第、
さっそく動画とメールを配布していきます。

 

「なぜ勉強しなくてはいけないのか?」という疑問

 

それと、参加者のうちの一人の方から、
こんなメッセージいただきました↓

はじめまして。

僕は勉強をするということに対して疑問を持っています。

 

先生などに聞いても教養を深めるためや、社会で生き抜くためなどの答えが返ってきますが、僕の中でしっくりきていません。

今高3で成績も良くなく、焦っています。でもなぜか先に進めません。

 

なので、講座を見学して見たいと思うのですがそれはどのようなものなのか、教えて頂けますか?

例えば、どこか場所をとって行うものなのか。や、メールで行なっているのか。教えてください。

 

受験対策講座は、
会員サイトに登録してもらったあとに、

僕が動画や音声、メールなど送って、
勉強してもらうかんじです。

 

なので、どこかに出向くとか、
そういったことをする必要はありません。

 

 

それと
「なぜ勉強するのか?」
という理由ですが、

そういうのが気になって勉強できない方は、
この本とか読んでみるといいですよ。

↓↓↓

「手紙屋」蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙

 

すぐに役立ちそうな知識ほど、長い目で見て役に立たない

 

それで、
「なぜ勉強しなくちゃいけないか?」
という話なんですが、

これについては講座内でもしてますし、
これからもしていく予定なので、

ここでは簡単に、
「こんな見方もできるよ~」
って話だけしておこうと思います。

 

その見方というのは、

なぜ勉強するか簡単に説明のつく、
すぐ役に立つような知識ほど、

かえって、勉強する価値のない、
ムダな知識であることが多い

…ということです。

 

 

それがよく分かることとして、
例えば、アインシュタインがいます。

アインシュタインといえば、
相対性理論で有名ですけれど、

 

相対性理論が考え出されたのも、
「時間とか空間って何なんだろう?」
っていう素朴な疑問が元になっていて、

決して、
「きっとこの理論が役に立つ」
という動機じゃなかったと思うのですよね。

 

 

その証拠に、

いまでこそ人工衛星やGPSといった道具に、
相対性理論の知識が使われていますが、

特殊相対性理論が発表された
1905年の当時には、
そんなものは存在しなかったですし、

ノーベル賞の受賞も、
相対性理論ではなく光量子仮説の方でした。

 

つまり、当時で言えば、
そんな理論なんて意味がわからないし、
何の役に立つのかわからなかったわけです。

 

でも、いまとなっては、
アインシュタインは歴史に名を残すほどの
大発見をした人として扱われていますし、

彼の発見は、いまの物理にとって、
無くてはならないものとなっています。

 

 

…で、これって勉強でも、
同じことが言えると思うのですよね。

 

正直、いまの自分にとって、
すぐ役に立つような勉強というのは、

自分を成長させなくても、
使えてしまう程度のものでしかないので、

長い目で見れば全く役に立たなくなります。

 

 

例えば、学校で、

「上手にアルバイトをして、
効率よくお小遣いを貯める方法」

みたいなすぐ役に立ちそうな知識を
教わったとしても、

大人になって就職でもすれば、
そんな知識は一切使わなくなりますよね。

 

それに比べて、英語や数学であれば、
死ぬまで一生使うことができますし、

実際に学んで成長した後では、
「学校の勉強ってかなり役立つな」
ということが実感できるものです。

 

 

もちろん、表面だけなぞるような
そんな勉強ならやる意味がないですよ。

 

例えば、無理数について学んでも、

「おつりが100√3円になります」
なんて場面に出くわすわけじゃないので、

ルートの計算ができるだけなら、
日常で特に役立つことはないでしょう。

 

でも、無理数というものを

・なぜ導入する必要があったのか?
・導入のためどんなルールが必要なのか?
・それによって何が可能になるのか?

…とか、そこまで深く切り込んで学べば、
あらゆることに応用可能になりますよね。

 

 

本当の成長というのは、

自分が疑問にすら思わなかったことを
疑問に思うようになって、

大事だと一切思わなかったことを
大事なことだと思えるようになること

…だと僕は思っています。

 

だから、いま役に立つのかわからなくても、
「いつか必ず役に立つ」という気持ちで、

むしろ、
「役立たせるかどうかは自分次第だ」
という気持ちで勉強してほしいと思います。

 

悩む原因は、勉強が上手くいっていないから。

 

あと、もう一つ、
このメッセージを見て感じたこととしては、

「テストで点数が取れないから、
勉強する理由が気になるんじゃないかな?」

ということです。

 

…というか、むしろ、
こっちのほうが言いたいことなのでした^^;

 

 

人間って、自分の動機とか
自分の存在理由を考えるときって、
いまが上手くいってないときなんですよね。

 

例えば、朝寝坊して、
電車に乗るために必死で走ったけど、

あとほんの少しのところで、
電車に乗り遅れてしまったとしましょう。

 

そんなとき、誰しもが、
「なんであれだけ必死で走ったんだろう…」
って考えちゃうと思うんですよね。

でも、そこでもし電車に乗れていたら、
「間に合ってよかった~^^」なんて言って、
走った理由なんて絶対に考えたりしません。

 

 

だから、
「なぜ勉強しなくちゃいけないか?」
なんて悩む理由も同じことだと思います。

 

事実、テストでいい点が取れたときや、
勉強がすごく捗ってるときに、

「あれ、なぜ勉強してるんだろう?」
なんて考えたりしないですよね笑

 

点数が取れるようになった途端、
「勉強って面白いな」
っていう人はたくさんいます。

 

 

「我思う故に我あり」
で有名な”デカルト”は、

人間を理解するにあたって、
「こころ」と「からだ」という
2つの要素に分解して考えましたが、

実際には、この2つは独立ではなく、
強い相互作用をもって存在しています。

 

だから、人間の思考というのは
僕たちの想像以上に
周りの環境から制約を受けていて、

それも、悩みの根源については、
自分自身じゃ認知できないほどなのです。

 

 

今回メッセージくれた方も、

「勉強することに疑問を持っています」

「成績が良くなくて、焦っているけど、
先に進めなくて困っています」

とのことですが、

 

逆に言えば、

先に進まないことを正当化するために、
勉強に対して疑問を持つように
(無意識に)そうしてるんじゃないかな?

…というふうに思いました。

 

 

とはいえ、これは誰しもあることだし、
僕もやってしまいがちなことなので、
自分を責める必要は全く無いんですけどね。

 

とにかく、悩んだり、
落ち込んだりしてるときって、

自分とは別の人格が
勝手に働いてるようなものなので、

そのときの不安とか判断は、
あまり信用しない方がいいかもしれません。

 

 

自分を客観視することは難しいですが、
そういう考え方もあるのかって
なにか参考にしていただけたら幸いですね^^

それでは以上です!

ありがとうございましたm(_ _)m