◆やれば誰でもできる
受験勉強ではそもそもの頭の良し悪しがあって、
才能のない人は勉強しても理解に時間がかかるし、成績の伸びも悪い
…なんて考えてる人がいますが、僕はそうは思いません。
確かに同じ時間だけ勉強したにも関わらず、
周りに比べて成績の悪い人は確かにいます。
でもそれは間違った勉強をしているか、
そもそも勉強量が足りないかのどちらかです。
あなたが数学者になって数学の未解決問題を解き明かしたいというなら保証はできませんが、
少なくとも学校レベルの勉強なら才能なんて全く関係ありません。
小学校のときに習った足し算や掛け算を例に考えてみてください。
足し算や掛け算を習得するのに才能が必要でしたでしょうか?
…なかったですよね。
九九などのルールを頭に叩き込んだあと、
計算ドリルを毎日宿題で解いてたら自然と出来るようになりましたよね?
正しく取り組めば足し算や掛け算と同じで、
受験勉強のレベルなら誰でもできるようになります。
◆できない人はやってないだけ
じゃあなんで大学受験レベルの勉強になるとできなくなる人が増えるのでしょうか?
繰り返しになってしまいますが、「やってないだけ」です。
足し算や掛け算は生きていくうえでかなり必要になってきますよね?
買い物するとき、料理するとき、待ち合わせの時間を考えるときなど、
足し算や掛け算などの基本的な計算ができないと日常生活が送れなくなってしまいます。
つまり皆さんは日常的に足し算と掛け算を「やってる」んです。
でも受験勉強で出てくる微分・積分を考えてみてください。
日常生活で微分・積分を使うことなんてありますか?
…普通の人はないですよね。
車に乗ってるときに
「いま自分がどこにいるのか知るために速度を積分してみよう…」
なんて人みたことないですよね^^;
そんなことはカーナビがやってくれるので必要ありません。
微分・積分を知らなくても十分生きていけるので、
みなさんは微分・積分を「やってない」んです。
ぼくの経験上ですが、
「勉強には才能が必要だ」
という人はそもそも勉強してない人が大半です。
正しくやれば絶対にできるようになります。
いくら勉強しても理解できないところがあるのは、
それを理解するのに必要な部分が抜け落ちているからです。
前のレベルに戻って自分が理解できていないところがないか
必ずチェックするようにしてください。
やれば必ずできます。
◆まとめ
・少なくとも受験勉強のレベルでは才能なんて全く関係ない
・できない人はやってないだけ
・やってもできない人はその手前のレベルで理解したつもりになってる部分がある