
https://www.amazon.co.jp/dp/4778314379/
過去の哲学者たちが考えたことを批判・検証しながら、暇と退屈の問題について考えるという本です。
自由な人生・幸福な人生というのは誰もが求めるものだと思うのですが、それを考える上で、このテーマはとても重要です。
なぜなら、自由や幸せには、時間やお金や心にゆとり(暇)が必要ですが、そのゆとり(暇)というのは、しばしば退屈と結び付けられてしまうからです。
あるいは暇がなく、毎日やることがたくさんあって忙しいのに「なんか退屈」「なぜかつまらない」「何かが足りない」という気持ちになったことは、誰しも一度くらいはあるじゃないかなって思います。
じゃあ、僕らはこの問題にどう立ち向かうべきなのか?
満足度の高い、幸福な人生とは何によってもたらされるのか?
そんなことが書かれています。
以前、(LINE@で)カモメのジョナサンを紹介しましたが、この本の内容を理解しておけば、その最終章で起きたことにも多少わかるようになるかもしれません。
ちなみに、内容はカモメのジョナサンより硬くて難しいです^^;
結論も「答えだけを教えてほしい」という人には向かない内容になってます。
まあ、個人的にはその方が好きなんですけどね。学問ってそういう世界ですし。
あと、個人的には漫画ハンターハンターに出てくるジンの 「道草を楽しめ。いま欲しいものより、大切なものがきっとそっちに転がってる。」という言葉を思い出しました。
テクノロジーが発達して、衣食住に困らなくなり、あれもこれもできるようになったけど、なぜか幸せを感じられない…。
そんな時代だからこそ、古典に立ち返って、自由や幸福について考えることの重要性が高まっているように思います。