読者さんからの質問と回答をみなさんに共有します。
試験直前の時期、親として受験生の娘にどう接するべきですか?
ゆうぽんさん、
こんにちは。初めてメールしています。
私ではなく娘が今度大学受験です。
親としてセンターまでの1カ月、2次試験までの2.5カ月をどのように過ごすべきか、娘に接するべきかについて相談させてください。
娘は現在高3で阪大の薬学を目指してます。
河合塾の全統マーク模試ではB判定だったのですが、先日の阪大オープンではD判定でした。はやりショックだったようです。
数学が苦手であまり点数が取れていないようです。
もちろんセンター次第というところはありますが、娘はおそらく志望校を変えることはないと考えています。
親にできることは見守ることぐらいしかないことはわかっているのですが、
この先受験まで娘に声をかけるとすればどのような言葉をかけると最後に娘が公開することなく力を発揮できるのかと悩んでいます。
私も30数年前受験生でしたが、娘は私よりはるかに高い目標をもって頑張っていますが、高い目標だけに今が厳しいところだと思います。
とりとめのない文章で申し訳ありません。よいご助言をいただけるとありがたいです。
M(※ゆうぽん注:匿名にさせていただきました。)
メールありがとうございます。
親御さんも大変ですよね。
その大変さを実感したことはないですが、
僕なりに思ったことを書かせていただきます。
>この先受験まで娘に声をかけるとすればどのような言葉をかけると最後に娘が公開することなく力を発揮できるのかと悩んでいます。
僕が言われて嬉しかったのは、
「高い目標を立てて、自分なりに工夫していてスゴイね」
「合否にかかわらず、挑戦するだけでも偉いね」
といった言葉だったと思います。
ただ、あまり声掛けは必要ないんじゃないかな?という感じですね。
やっぱり、言葉に問題はなくても、
顔の表情や空気感でなんとなくわかるものがあるので…。
こちらに心配する気持ちが少しでも入っていると、
それが必ず伝わりますし、娘さんには辛く感じるのではないかと思います。
それよりも、
・話があればしっかり聞く
・何が起きても応じる準備があると伝える
という部分さえできていれば、
あとは静かに見守るだけで大丈夫ですよ。
(それが難しいのかもしれませんが^^;)
高い目標を立てて頑張れば、どう転んでも成長するので、
長い目で見れば、得にしかならないです(損は絶対にありえません)。
なので、あまり深刻にならずに、
「頼もしいなあ」くらいで考えておけばいいと思います。
以上、何か参考になれば幸いです。
【その後の返信】「自分の行きたいとおもう大学を受験してほしい、それ以外の心配は無用」と伝えました。
ゆうぽんさま、
早速かつ丁寧なご返事ありがとうございました。
私も妻も娘が高い目標を掲げてがんばっているのはわかっているつもりなのですが、
やはり心配が先にたち、その結果、娘が勉強をしていないと逆に苛立つといったような感じでしょうか。
確かにおっしゃるとおり、どんな言葉をかけてもこちらの考えていることは相手に伝わるでしょうし、
我々がすべてを受け入れる気持ちで構えるのが一番よいのかもしれません。
というか、親にはそれしかできません。
今朝、私立の志望校について朝食のときに娘と話しをしました。
我々にできることとして、「自分の行きたいとおもう大学を受験してほしい、それ以外の心配は無用」と伝えました。
センターまで1ヶ月、2次試験まで2ヶ月すこし、親子ともども体調を崩さないように年末年始をすごそうと思います。
京都も寒い日々だと思います。ゆうぽんさまにおかれましてもくれぐれもご自愛ください。
すでに受験生でなくなってから34年がたちますが、メルマガは楽しく拝見しています。
あの当時自分が以下に何も考えず、また、受験に向き合うことなくすごしていたのかを実感します。
M(※ゆうぽん注:匿名にさせていただきました。)