「絶対合格したいんです!アドバイスください!!」
といった内容のメールをよくいただきます。
僕としても、相談してもらえることをありがたく感じています。
…が、少しだけ「残念だな」って思うことがあります^^;
何が残念なのかというと、せっかく言うなら、
「合格したいんです!」じゃなくて、
「合格します!」
といった方がいいんじゃないかな、と思うのです。
というのも、「~したい」というのは、
一見すごくいい言葉に思えるのですが、裏返してみれば、
「今はそうじゃないから、そう思い続けている」
ということになりますよね。
つまり、「できない自分」に集中している言葉なのです。
そんなかんじで願い事をするときって、
「絶対こうしたい!」「ああしたい!」と、
心のなかで思いがちですよね。
でも、正しいお願いの仕方というのは、
その願い事が叶った自分のことを、
まるで過去のことを思い出すように、ふと思うほうが叶いやすいのです。
絶対にできるという確信があれば、
普段からそれほど強烈に意識しませんよね。
だから、
「~がほしい」「~になりたい」
ではなく
「~が手に入った」「~になる」
と言うのがオススメです。
まあ、なんというか揚げ足を取るようですし、
僕自身も気にしないのですが、
これも一つのアドバイスということですね。
ぜひとも試してみてください^^
でも、こういう自己暗示って、
重要じゃないように見えて実際かなり強力みたいですよ。
他にも例えば、
「大きな目標を立てるときは、人に言わないほうがいい」
と断言している人もいるくらいです。
というのも、現状では達成が難しいような大きな目標を宣言すると、
必ず否定する人が出てくるからです。
気にしなければいいだけの話なんですが、
「できない」なんて人から言われると、
余計に「合格したい!」とか思っちゃいますからね。
そして、さっきも言ったように、
それはすでに「できない」ことへの自己暗示なのです。
じゃあ、人には何も宣言しないほうがいいのか?
ということになるのですが、
逆に、小さな目標とか絶対できるようなことは、
宣言したほうがいいですよ。
なぜなら、絶対できそうなので否定もされないし、
サボらないくらいの良いプレッシャーになるからです。
あ、一応念のために言っておきますが、
絶対的な正解はないですからね。
個人の状況次第なので、
別に何を宣言したっていいんですよ。
要するに、大事なのは理由の部分です。
ただ、ふつうの受験生は逆ですよね^^;
大きな目標ほど周りに宣言した方がいいし、
普段の勉強については言うまでもないことだと思ってる。
受験に限った話ではないですが、
こんなふうに、たいていの人は常識で判断して、
正解とは真逆の方向に進んでしまうことが多いんですよね。
こういうことって、英語とか数学の勉強とは違って、
誰も教えてくれないから知りようがないのです。
だから、僕がいちばん大切だと思うのは、
こういう哲学というか価値観の部分なんです。
有名進学校がすごい一番の理由は、
こういった合格するための哲学が共有されるからです。
クラスの9割が東大に合格してたら、
自分だって出来て当然だと思えますよね。
そういった価値観が、授業中というよりは、
普段の生活の中で身についていくのです。
だから、僕のブログ・メルマガも
そんな価値観を身につけてもらえるように書いています。
まあ、直接話しかけてもらうのが一番早いんですけどね^^;
とにかく、大事なことを書いてるので、
これからもしっかり読んでほしいです。
それでは以上です。
ありがとうございました^ ^
読者さんからのこの記事の感想
初めまして´ω`)ノ
高3の受験生です。
とてもためになるメルマガに感謝してます!
絶対合格します!!何がなんでもやってます!!!
伝えたいと思ったのでのでメールしました。
返信ありがとうございます。
センター試験が終わりましたが、
その意気で最後まで走りきってください!
相談でも報告でもいいので、また連絡くださいね^^