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こんばんは、ゆうぽんです^^
リアルタイムで送るメルマガですが、
随分間隔が空いてしまいました。
その間、随分たくさんの人が、
メルマガに登録してくれたみたいですね。
そんな人からすると、
これが初めてのリアルタイム配信になるかもしれません。
ホント登録ありがとうございます!
で、本題に入る前に一旦お知らせなんですが、
逆転合格物語というテーマで書いていた僕の合格体験記が、一応完結しました。
合格体験記の「はじめに」の部分がこちらです↓
https://yupon-juken.com/?p=1142
模試の成績と一緒にまとめてあるページがこっちです↓
https://yupon-juken.com/?p=746
たくさん書いたので、全部読まなくても大丈夫です。
「はじめに」と最後の「第15話」のところだけ読めば、
僕の言いたいことが伝わると思います。
「ドラマみたい」というコメントをくれた方もいました。
僕自身もなるべく面白く書くように心がけたので、
読んでもらえるとうれしいです^^
それで、今日メールした理由なんですが、
「模試の結果に振り回されないように!」
という話をするためです。
模試が増えてくる時期ですが、
結果に一喜一憂せずに普段の勉強を貫いてほしいと思います。
今回の合格体験記を見てもらえるとわかるんですが、
あまり文章中に偏差値とか模試の点数とか、
そういう数字は入れてないです。
他のページで模試の結果を公開しているから、
というのも一つなのですが、もう一つ理由があります。
それが、さっきも言ったように、
「見かけ上の数字に惑わされないでほしいから」です。
あまり、周りからの基準に振り回されないほうがいいですよ。
実際、僕も途中から偏差値とか判定とか、
正直言うと、どうでも良くなっていました。
100%どうでもよかったのか?と聞かれると、
それはウソになってしまうのですが、
せいぜい結果が返却されたときに一度確認するくらいです。
それよりも間違った部分、
できてない範囲を何度もチェックしてました。
勘違いのないようにもう少し念押ししておくと、
「他人と比較して焦る必要はない」という意味です。
・Aさんは、この時期でこれくらい成績が上がった
・Bさんは、あの時期であれくらい成績が上がった
→じゃあ、自分はダメかもしれない。
…とか、考えるのは全く意味ないですよ~ということです。
偏差値、合格判定、成績を表すグラフ、
数字が気になるかもしれませんが、
それを考えたところであまり意味ないです。
そのことについて理解を深めるために、
少しおもしろい話をします。
「景気」ってありますよね?
日本の景気がいいと、モノがよく売れて、
会社が儲かって、給料もUPしてサイコーです!みたいな。
逆に景気が悪いと、モノが売れないし、
会社も儲からないし、給料も下がってサイアク!みたいな。
あの「景気」です。
でも、景気って気分の「気」がついているとおり、
みんなの気分で左右されるものです。
日本のみんなが明るく活発で、
「お金なんて多少無くたって楽しく暮らせるよ!」
という気分でいたら、みんなお金を使い始めます。
結果、景気は良くなります。
その一方で、日本のみんなが不安に打ちひしがれて、
「今後、僕たちの人生はどうなるんだろう」
「心配だから、お金は貯めておこう」
という気分でいたら、みんな貯金します。
結果、景気は悪くなります。
つまり、景気というのは、
みんなの気分・空気感に左右されるものです。
(まあ、僕自身、経済に詳しいわけじゃありませんが)
で、それに関係して驚いたのが、
ノーベル賞を取った経済学者でも、
景気について予測を外すことがあるみたいなんですよね。
具体的に言えば、クルーグマンという
ノーベル経済学賞を取った学者がいるのですが、
彼は、日本はお金をたくさん刷りまくれば、
みんなお金をいっぱい使って景気が良くなる!と考えました。
そこで、アベノミクスでは、
彼の言葉通り、お金を大量に投入したのですが、
結局は大して成果を挙げないままに破綻しました。
クルーグマン本人も失敗を認めています。
つまり、結局のところ、
景気については「誰もわからない」のです。
それが、ノーベル賞学者であっても。
なぜなら、みんなの気分に左右されるものだから。
…なんか不思議ですよね。
株価の変動を表すチャートだって、グラフの上下を読み取れば、
なんとなく未来が予測できそうに思えるじゃないですか。
グラフの変動が理解できたら、将来の株価も見通せそうだし、
なにより、すごく頭良さそうに見えますよね?
…でも、それも気分ですから。
みんなが「株ほしい」となったら上がるし、
「株いらない」ってなったら下がるだけのことです。
だから、株価は完全には予測できないものなのです。
…なんだけど、傍から見ると株価を表すグラフって、
すっごく論理的で、もっともらしい確かなものに見えますよね?
「グラフが上がっているので…」
って言われたら、すごく説得力がありますよね。
少なくとも僕はそう思ってました。
で、受験における成績も、
これと近いことが言えるんじゃないでしょうか。
・Aさんは、この時期でこれくらい成績が上がった
・Bさんは、あの時期であれくらい成績が上がった
→じゃあ、この成績だと合格はキビシイね。
…もしも、そんなデータを出されると、
ニュースで偉そうなオジサンが話している株価と一緒で、
説得力あるように思えますよね。
でも、ホントは景気や株価と一緒で、
そんな数字とかデータの塊は当てになりませんよ。
成績が上がる要因は、普段の勉強の中にあります。
だから、偏差値とか合格判定というものを
他人と比べたって意味は無いのです。
それよりも、自分の勉強を信じてください。
つい最近まで解けなかった問題が、
だんだん解けるようになってるな・・・とか、
模試で間違えたこの部分を復習すれば、
去年の合格点に届きそうだな~とか。
周りの基準ではなくて、
自分の中の基準を信じるようにしましょう。
不安に思えて、実はそれがイチバン確かな道だったりします。
僕も判定にとらわれずに、
やるべき勉強に集中して合格することができました。
景気の話だって、
「みんな暗い顔しているけれど、
自分は良いサービスを作って社会に貢献するんだ!」
って人が増えたら、自然と日本だって良くなっていきます。
だから、結局は個人の信念なんです。
合格は、数字とかグラフに支配されるものじゃなくて、
自分自身で勝ち取っていくものです。
人生もまた然り、です笑
数字は客観的ですし、そこが素晴らしいところですよね。
でも、裏を返してみれば、それは、
「誰にでもわかることしか教えてくれない」
という意味でもあるのです。
もちろん、数字を使って具体的に管理することは大切ですが。
でも、そういう側面もあるということだけ、
覚えておくといいかもしれませんね。
この時期になって、周りには、
成績が一気に伸び始める人も出てくると思います。
でも、焦らずに、今まで通りに勉強していきましょう。
同じように自分を信じて、最後まで走りきってください。
今回は以上です^^
ありがとうございました。
P.S.
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