みなさん、ちゃんと毎日勉強してますか?
しっかりやらないと合格発表日に痛い目を見ますよ!!
・・・なんて言っても、勉強するのって正直めんどくさいですよね^^;
わかっちゃいるけど、ついつい後回しにしてしまう。
ただ、毎年試験前になると、
「あのときもっと勉強しておけばよかった・・・」
って考える受験生が後を立ちません。
僕自身も、そのうちの一人でした。
ということで、今回は勉強を後回しにして後悔しないための3つの考え方について解説していきます。
後回しにしないためには?
そもそも、なぜ僕たちは勉強を後回しにしてしまうのでしょうか?
勉強するってすごい大切なことですよね。
でも、大切だってわかっているのに、机に向かう気分にならない。
…その原因は、
・心理的な負荷が大きすぎること
・行動意欲が高まらない
にあります。
例えば、お腹が空いてるとき、目の前に美味しそうなハンバーグがあったら後回しにせず食べますよね?
それはなぜかというと、
・心理的な負荷が小さいから
→ナイフ・フォークを使って、食べ物を口に運ぶだけの簡単な作業だから心理的な負荷はない
・行動意欲が高まっているから
→お腹が空いてるので、「食べたい!」という意欲が高い
ということです。
これと全く同じことで、勉強を後回しにしたくなったら「心理的な負荷を下げる」ことと「行動意欲を高める」ことが大切になってきます。
そのために今回紹介する方法が、
・骨太の理由を作る
・チャンクダウンする
・ベビーステップで始める
というものです。
さっそく以下で解説していきます。
骨太の理由を作る
勉強を後回しにしないための1つ目は、行動せざるをえないような理由を作ってしまうということです。
つまりは、その理由によって「行動意欲を高める」ということになります。
例えば、休みの日には早起きできないのに、学校の日は目覚ましのアラームがなったら自然と目が覚めますよね。
それは、「学校に遅刻しちゃダメだから」という骨太の理由があるからです。
それがないから、休日にはどう頑張っても早起きできないんですよね。
僕なんか、無意識のうちに目覚ましのアラームを消してしまうくらいです…^^;
受験勉強を後回しにしたくなったら、「なぜ勉強するのか?」という骨太の理由を明確にしてみましょう。
そうすることで、多少はやる気が湧いてくると思います。
骨太の理由を作るときの、ポイントとしては次の3つあります。
危機感
「いま勉強しないことにどんなデメリットがあるのか?」ということを考えてみましょう。
一番簡単なのは、「志望校に落ちる」ですね。
不合格になったときの両親・友人などの周囲の反応や、後悔する気持ちを想像してみてください。
危機感が生まれてくると思います。
快感
次が「快感」ですね。
歯を食いしばって、イヤイヤ勉強し続けるのは無理があります。
だから、自分にご褒美をあげたり、記録をつけて達成感を味わうなどして、楽しい・嬉しい気持ちになれる何かを作りましょう。
勉強した直後に快感があれば、それを求めてまた行動するようになりやすいです。
期待感
「快感」が目先の利益であることに対して、「期待感」は数ヶ月・半年・1年後の利益のことです。
例えば、「大学に合格した自分を想像する」とかですね。
僕は毎晩、風呂に入ってるときに「自分が合格したことを報告する姿」とか想像してました。
みんなが喜んでくれて、「やっぱり頑張ってよかったなー」って自分も喜んでるところまでを妄想しまくってました。
(不思議なことに、お風呂に使ってるときって体があたたまるせいか、前向きなことしか考えられなくなるんですよね)
大学に合格した後の学生生活や、やりたいことをリストアップして骨太の理由にするといいでしょう。
チャンクダウンする
後回しにしないための考え方の2つ目は、「チャンクダウンする」です。
「チャンク」とは塊のことで、「ダウン」とは小さくするという意味になります。
これは、複雑で大変なことの手順を分解して、簡単なものに落とし込むことで心理的なハードルを下げるってことですね。
一言に「勉強するぞ」と言っても、英語や数学などいろんな科目がありますし、学校の宿題や試験対策などたくさん種類がありますよね。
やるべきことがたくさんあって、その優先順位がよくわからない。
頭がゴチャゴチャ混乱してきて、考えるのがめんどくさくなってきた。
…そんな状況だから、ついつい勉強を後回しにしてしまうんですよね^^;
だからまずは、やるべきことを整理して小さく分割することから始めましょう。
僕のオススメは「紙に書き出す」ことです。
頭のなかで考えている限りだと、どうしても必要以上に難しく考えすぎていたりするんですよね。
なので、とにかく上に書き出していってみてください。
・何の科目を勉強するのか?
・何ページやるのか?
・いつまでにやればいいのか?
って具合です。
勉強する内容をなるべく具体的に細かく書き出していくと、頭の中がクリアになってモチベーションも湧いてくるでしょう。
ベビーステップで始める
勉強を後回しにして後悔しないための最後のコツは、「ベビーステップで始めること」です。
「ベビーステップ」、つまりは赤ちゃんのように小さな一歩で始めるってことですね。
受験勉強に限った話ではありませんが、何事もやりはじめるときが一番めんどくさく感じるものです。
だから、まずは簡単にでも始めてみるクセを付けていきましょう。
心理学者のレナード・ズーニン博士の理論に「初動4分の法則」というものがあります。
これは、「最初の4分間をすぎれば、行動に対する心理的なストレスがドンドン少なくなっていく」という法則なんですが、みなさんも経験ないでしょうか?
最初はあんなにめんどくさかったのに、やり始めると時間の感覚がなくなって、気づいたら終わってた・・・
みたいなことです。
勉強については、誰もが「やる気」とか「モチベーション」の問題で悩んだことがあるでしょう。
でも、やる気を出す一番いい方法は、「行動を起こすこと」なんですよね。
(…まあ、こういっては元も子もないかんじがしますが^^;)
とにかく、僕が言いたいことは「小さい努力をバカにしないでください」ってことです。
難関大学を目指そうとする人ほど、気持ちが焦るせいか、最初から長時間の勉強をしようとしがちです。
でも、そういう人に限ってプレッシャーのせいか勉強を後回しにしてしまうんですよね。
だから最初は、5分だけ勉強する気持ちでとりくんでみましょう。
そうしてるうちに、モチベーションが湧いてきて勉強する気になってきます。
…もし5分間勉強してもやる気が湧いてこなかったら?
5分間やってみても嫌になったら、そこで止めてしまってもいいと思います。
そんなときは気分転換に遊びに行ってもいいでしょう。
だって、どうしようもないですもんね^^;
「勉強時間0」よりは5分間でもやったほうがプラスになるんですから。
5分の勉強をバカにしてはいけませんよ。
完璧主義は自分を苦しめるだけです。
自分のできる範囲で努力したほうが継続もしやすいし、合格にもつながりやすいと思っています。
勉強がめんどうに感じたら、ベビーステップでやってみることをオススメします。
まとめ:3つの考え方を身につけて「勉強を後回し」しないようにする
以上のことをまとめると、
・骨太の理由を作る
・チャンクダウンする
・ベビーステップで始める
ということですね。
そうやって工夫しているうちに、勉強に対するハードルが小さくなっていって、毎日の勉強がそれほどストレスに感じなくなっていきます。
勉強習慣を身につけるためには根気が必要ですが、焦りすぎず、ベビーステップの精神で一歩ずつ頑張っていきましょう^^