ゆうぽんです。もう3月も終わりますね。今月も早かった…^^;
さて、この3月は時間的に余裕があったので、受験生の方と話すという企画をやっていました。
参加していただいた方はありがとうございました。
こんな僕でも「相談してみようかな」と思ってくださる方がいることは素直に嬉しいですし、僕自身いろいろお話聞けて面白かったです。
なので、時間に余裕ができたときは(いつになるかわかりませんが)また募集しようと思います。
で、そうやって話をしていく中で、「これから受験勉強を始めていくけど不安だ」という方が多かったので、そういう人たちにしていた話をこちらでも簡単にまとめておきますね。
これから受験勉強を始める方へ、僕が言いたいことは「まずは『自分は合格できるんだ』という自信を育てることから始めていきましょう」ってことです。
「自信と点数は関係ないだろ」って思う人もいるかもしれませんが、そもそも自信がないと勉強を続けられません。
受かる勉強法を知っていても、勉強しなくちゃ結果が出ないわけですから、自信を持つことは合格する上で必要不可欠なことなんです。
そして、受験勉強における自信を身につけるためには、少なくとも3ヶ月以上は必要になるのではないかと思います。
「自分でもやればできるんだ」ということを頭ではなく、心で理解するのですから、それくらいの時間はふつうに掛かります。
なので、その間は焦って難しいことをやろうとしたり、無理にたくさん勉強する必要はありません。
基礎的なことからでいいし、1日の勉強量も(無理して続かない量をこなすくらいだったら)少なめにしていいと思います。
その代わり絶対にサボらないこと。
毎日決めたことを絶対に実行すること。
どうしてもサボりたくなってしまったら、妥協して英単語1つだけ覚えるとか、最悪、参考書を開くだけでもいいので、最低限なにかやってください。
そんなことを言うと「いやいや、参考書を開くだけなんて全くもって無駄でしょ…」なんて感じるでしょう。
たしかに“勉強の進捗”という意味では無駄なことだと思います。
でも、僕がここで言いたいのは、そういう次元の話ではなくて、あくまで“自信をつけること”についてなんですよね。
自信をつけるという観点では、「自分としてはめちゃくちゃサボりたい気分だったけど、それでも参考書を開くだけのことはやったんだ」という事実が、とてもプラスに働いてくれます。
意識の次元では無駄かもしれませんが、無意識の次元では無駄じゃないんです。
心のあり方を変えるというのは、そういうものなんです。
で、そうやって小さなことからコツコツ辛抱強くやっていくと、あるとき突然意識が変わって「やればできるな」ということが肌感覚でわかるようになります。
その自信さえ身につけば、あとは論理的な思考を働かせて問題点を順番に潰していくだけで、過去問で合格点が取れるようになるし、実際に志望校への合格も可能になります。
なので、「自分でも合格できるか不安だ」という人は、成績を伸ばす・伸ばさないよりも(もちろんそれも可能なら並行してやってほしいのですが難しいので)、まずは自信をつけるということを重視して、勉強を進めていってほしいと思います。
僕は「逆転合格」という目標を掲げているわけですが、それは「一発逆転」という意味ではなくて、「コツコツ積み上げた先にある逆転」という意味であることを忘れないでください。