参考書を使わない勉強法?

 

先日、みんなに役立ちそうな動画を
Youtubeで見つけました。

精神科医の方が解説している動画です。

 

[行き詰まってどうしようもありません!【精神科医・樺沢紫苑】]

 

見れない方もいると思うので、簡単にまとめると、

「人に相談すると、心が落ち着いたり頭の中が整理される」
「その結果、解決策が思いつきやすくなる」
「だから、ダメ元でもいいから、なるべく相談しよう」

ということですね。

 

 

これは本当に納得できます。

 

僕も、模試で点数が取れないときとか、
最初の方はかなり落ち込んだりしました。

 

でも、同じ志望校の友人とかと話してると、
だんだん冷静になってきて対策が見えてくるんですよね。

そうするうちに、
「やれることが全然あるじゃん」
と気づくわけです。

 

 

まあ、相談する相手がいない人は、
僕にメールしてください。

面白いのが、メールで相談するとき、
文面を書いてる途中で頭の中が整理されて、
ぼくに送信する前に自分で解決しちゃう人もいます^^;

 

だから、人に伝えたり書いたりすることは、
ムダなように見えてめちゃくちゃ重要なんですよ。

 

 

 

同じことは、普段の勉強についても言えます。

「勉強する」っていうと、
参考書を開いて頭のなかに情報を入れる(インプットする)
というイメージがありますよね。

でも、本当に大切なのは、
頭から情報を引っ張り出す(アウトプットする)作業のほうです。

 

だって、テスト中は教科書なんて見れないですよね。

だから、頭の中から知識を引き出す練習が
普段から大切なんです。

 

真面目に授業を聞いてノートを取ってるのに、
テストで点数が取れない人は、
たいていインプットの方に偏りすぎてることが原因ですね。

 

 

なので、ノートと筆記具だけでも勉強できるんですよ。

勉強っていうと、参考書が必須みたいなイメージがありますが、
ノートと筆記具だけでも自習することはできます。

 

 

その方法なんですが、
なんでもいいので勉強したテーマについて、
自分が知ってることを全部書きだしてみるのです。

そうするうちに、手が止まって書けない部分、
つまり、自分の知識の中の空白が見つかります。

 

化学の「イオン化傾向」みたいな暗記事項であれば、
あとで参考書を調べて抜けてる部分を補います。

なので、結局は後から参考書を使ってるんですが^^;
それだけでも定着率が全然違ってきます。

 

なるべくやったほうがいいですよ。

 

 

あるいは、「志望校の数学を解くコツ」みたいな
漠然としたテーマでも構いません。

 

そういう問題は参考書にも答えがないですが、
ノートに自分なりにまとめることで、
アンテナが立って自動的に答えを探し始めます。

すると、ふとした瞬間に、
答えだったりヒントが降ってくるのです。

 

 

なぜ、こういうことが起きるかというと、
人間には空白を埋めたくなる性質があるからです。

 

例えば、コンビニの募金箱ですが、あれって

・箱が空っぽのときと、
・半分以上貯まったときでは、

貯まるスピードが全然違うそうです。

つまり、半分以上貯まると、
その後はすぐに満杯になるのです。

 

こんなふうに、欠けてる部分を見つけたら、
気になって無意識に補おうとする性質があるわけです。

他にも、ポケモンを半分集めたら、
全種類コンプリートしたくなる…とかですね。

 

ということで、いろいろ話が飛びましたが、
結構オススメの方法なので試してみてください^^

 

 

 

PS.

それにしても、
お医者さんがYoutubeで動画配信する時代になったんですね。

 

詳しくは知らないのですが、この方は精神科医らしくて、
他にも役立つ動画をたくさん投稿しているようです。

空いた時間でチェックしてみるといいかもしれません。

 

 

こんなふうに、お医者さんの話が簡単に聞けるんですから、
インターネットって本当に素晴らしいですよね。

 

以前、卓球の指導者の方から聞いた話を記事にしましたが、

そうすることで、卓球に関心のある人だけじゃなく、
受験生にも役立つ知識が伝わっていくのです。

 

 

僕の母親とかはネットで買い物するとき、
「これって安全なの?」
ってすごく心配するのですが、

ちゃんと目を通してる限り悪いことなんて起きません。

 

きっと、テレビでいろいろ報道されるからでしょうね。

でも、それだって全体の中のほんのごく一部が、
取り上げられてるにすぎないのです。

 

 

海外の有名大学ではオンラインコースがありますし、
京都大学でも一部、授業をYoutubeで配信しています。

その他にも、一流講師が授業を解説してくれるアプリもありますよね。

 

教育は、今後ますますオンライン化していくことでしょう。

僕がネットで文章や動画を配信している理由の一つですね。