参考書の選び方

 

受験勉強をするにあたって参考書は欠かせないものですよね。

そんな参考書ですが自分に合ったものを選べるかどうかで、
その後の弁巨の進捗度合いにも大きな差が出ます。

今回は参考書の選び方について話します。

 

◆最初はページ数が少なく、簡単なものを選ぶ

 

まず注意しておきますが最初はページ数の少ないもので、
自分のレベルよりも少し低いくらいの無理のないものを選んでみてください。

 

「絶対にこの本じゃなきゃダメ!」というようなこだわりがあるなら別ですが、
受験勉強の初期は挫折せずに勉強の習慣をつけることが目的の一つでもあるので、
自分が絶対にやり通せるものにすることをオススメします。

 

ぼくは結構背伸びするタイプだったので自分に合わない、
めちゃくちゃ難しいレベルのものとか選んでました。

 

そして、結果的に挫折して自己嫌悪という負のパターンに陥ってました^^;

挫折すると元に戻るまで結構大変なので無理は禁物です。

 

最初から簡単なものを選ぶというのは遠回りしているように見えますが、
長い目で見れば効率がいいです。

「急がば回れ」ということですね。

 

◆ある程度候補を決めたら実際に書店に行って選ぶ

 

まずどんな参考書を買うにしても評判などは前もって調べておいたほうがいいでしょう。

 

例えば数学の参考書を買おうと思ったら
「数学 参考書 おすすめ」
みたいな感じでネットで検索してみましょう。

 

受験勉強の参考書を紹介しているサイトがたくさん出てくるので、
そのサイトの紹介文や、Amazonのレビューをもとに2~3冊まで絞ってみます。

候補を決めたら実際に書店に行って参考書を手に取ってみてください。

 

その参考書のレベル、ページ数、見やすさなど大体の雰囲気でもいいので
「これなら自分でもできそうだな^^」と思うものを選んでください。

 

ちなみに僕の話ですが、自分がほしいものでも参考書に売ってないようものとかも多かったです。

その場合は手に取って確認のしようがないので、迷わずネットで買いました。

 

正直、家に届いたものをみて
「これ、やっぱり必要ないな^^;」
ということもありましたが、中には注文してよかったというものもありました。

 

必要ないかもしれないものにお金を使うなんてもったいないと思う方もいるかもしれませんが、
それよりも自分に合った参考書に出会えなかったために時間と労力を無駄にするほうがよっぽどもったいないです。

迷うくらいなら買うようにしましょう。

 

◆お金は多少無駄にしても気にしない

 

繰り返しになりますが、迷うくらいの参考書なら買っておきましょう。

以前「受験では時間と体力をいかに節約するかが合格のカギである」という話をしましたが、それと同じ考え方です。

(詳しくは「受験勉強の仕方・方法論を学ぶ重要性」)

 

まあここら辺は家庭の金銭事情になるので難しいところではありますが…。

ぼくの家は、
・学費が高くなるので国立じゃなきゃダメ
・塾・予備校はお金がかかるから行けない
という、それほど裕福な家庭ではありませんでした。

 

でもその分、参考書などに費やすお金はたくさん出してくれました。

(塾に通うことと比べれば本のお金なんて安いもんです。)

 

それに少しの参考書台をケチって浪人するともっとお金がかかりますからね。

とにかく「時間・労力」>「お金」です。

 

「Time is money.」という言葉がありますが、
時間はお金よりも貴重です。

時間と労力を節約できるのならあまりお金のことは気にしないようにしましょう。

 

◆まとめ

 

参考書を選ぶ際は、

・最初はページ数が少なく、簡単なものを選ぶ(背伸びしない)

・実際に手に取って自分に合ったものを選ぶ。気になるくらいなら買っておく。
※ただしやりこむのは一冊

・時間と労力を節約するためなら多少の投資をいとわないこと